こころ 夏目漱石

夏目漱石の代表作の一つである、長編「こころ」。

友情と恋愛の狭間に悩みながら、結局友人より恋人を取った事により、「先生」は罪悪感に苛まれる事になる。

先生は叔父に裏切られた事がいわゆるトラウマとなり、それ以後勝ち取った妻に対しても、誰に対しても、信じるという事ができなかったのだろう。

死ぬ前にたった一度だけで良いから他人を信じたい、とは実に哀しい願いだと思う。