ジークフリート・レンツ

戦後ドイツを代表する作家の一人、ジークフリート・レンツ(88歳)が亡くなった。長年健康状態がすぐれなかったそうだ。

代表作は「国語の時間」。国語の授業で「義務の喜び」というタイトルで作文を書くよう命じれら他主人公は、作文を書くことができず少年鑑別所に入れられてしまう。独房の中で厳しい警察官の父のこと、自らを傷つけて家を追い出された兄のこと、親しくしていた画家のことなどを思い出しながら長い長い物語を書き上げるというもの。

「義務の喜び」というタイトルで作文を書くことを強要するというのは、何ともナチスの時代らしい。